2009年6月2日
研究開発スタッフの日々

こんばんは。
ミヤカワ@ソフト99広報室です。
今回はソフト99のモノづくりサイドストーリーと称しまして、
製品が皆様のお手元に届く前のずっと前の段階、
いわゆる「研究開発」というわれる分野のことについて少しお話させていただきたいと思います。
ちょっと拙い文章になりますが、よろしくお付き合いください。
研究開発のスタッフは、「いい製品」をつくるために、日夜クルマと向き合っています。
研究開発という言葉からは意外に思われるかもしれませんが、
「クルマを輝かせる」という目標を達成するには、机上の計算だけでは
いいモノは作れないからです。
例えばワックスやコーティング剤であるならば、試作品を作り、
実際に製品が使われる環境下でその仕上がりを人間の目で見て確かめることで初めて、その試作品の評価ができるのです。
その評価手法は、皆さんに使っていただく環境を意識しているからこその方法といえます。
機械で測定できる部分もありますが、最終的に判断するのは幾度となく繰り返されたトライ&エラーによって研ぎ澄まされた目と感覚を持つ、第一線の現場研究者達。
ひとつの製品を完成させるために試作されるものの数は、それこそ膨大な数。
最後に選ばれるひとつを生み出すために、積み上げられる試作品の数々。
それは「山を登る」というよりも「山を築く」という表現が相応しい、
日々の積み重ねの結果が今、みなさんのお手元にある製品たちなのです。
…いかがでしょうか。
私も会社内をうろうろしていると、よく実験道具を抱えた研究開発部の人とすれ違います。
たまに、やけにニヤニヤしてる人がいたりして…
ひょっとしたら、いいものができたときなのかもしれません。
次回は、ひとつひとつの試作品について、お話してみようかと思います。
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