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                タカヤナギ さん
              
              
                R107 380SL / Mercedes-Benz  
1985年式
              
継承され続けるドイツが誇る歴史的名車への思い
            70年代~80年代のヨーロッパのクルマに惹かれると話すタカヤナギさん。
            Instagramでは素敵なアングルの写真が溢れ、愛車への愛を感じます。
            そんなタカヤナギさんに愛車であるMercedes-Benz「R107 380SL(1985年式)」との出会いとクルマへの思いを伺いました。
          
 
            Q クルマとの出会いを教えて下さい。
                このクルマは、新車より二代にわたって一つの家族で大切にされていたものです。
                前オーナー様の「終活」という機会で私が引き継がせていただく事になりました。
                前オーナー様がご高齢であったということもあり、近年このクルマはあまり乗られることもなく納屋で大切に保管されていました。
              
 
              
                一目見た瞬間に「これだ!」という思いが募って欲しくなり、その場で購入を決断しました。
                ご自身ではご年齢もあってこのクルマを活躍させるのが難しいという事でしたが、
私が新たなオーナーになることで先方にもお喜びいただけたのがとてもよかったと思っています。
            
Q 愛車のこだわりや
お手入れについて教えてください。
            
              私は写真が好きなので、このクルマも友人のカメラマンに協力してもらい長崎ロケを敢行。
              石畳の街並みや南フランス様式の教会、スイスのシャレ―様式のホテルなど、「当時のドイツ車で旅する、国境をまたいだグランドツーリング」をイメージして
撮影を行いました。
              まさに「ドイツ生まれのクルマがヨーロッパの国境をまたぐ旅」をイメージしてみました(笑)
              
              クルマのお手入れですが、整備関連は正規ディーラーであるヤナセさんに過去の整備記録も含めて引継ぎをさせていただきました。
              また、水洗いやワックスなど手洗い洗車はしていますが「この時代の状態を大切にしたい」という思いもあって過度なポリッシュはしていません。
              カーナビなどもついていたものをあえて外し元のカセットデッキに戻しました。
              オリジナルが維持されている、あくまでも西ドイツで生産された当時のままの状態で維持する事が重要だと私は思っています。
            
 
            Q このクルマを
いつまで乗り続けたいですか?
              
                ヨーロッパからこの極東の島国に彼はやってきたわけですが、40年の間途絶えることなく出会うことが出来たこの奇跡に「ありがとう」と心から感謝しています。
                この貴重な歴史をいつかまたどなたかに引き継いでいくという責任も感じていますので、大切に乗っていきたいです。
              
 
             
               
               
               
                      