2.雪道運転テクニック 雪道の危険ポイントは

くるま

雪道の中でも特にキケンなポイントとかあるんですか?
くるま

おう、よく聞いてくれたじゃねえか!
四輪駆動の俺様でもスリップしそうになるポイントがあるぜ!
心して覚えるんだぞ!
くるま

わかったか!
くるま

は、はい~
くるま

いちばんキケンなポイントはな、高架橋や橋の上、そしてトンネルの出入り口付近なんだ。
高架橋・橋の上・トンネル入り口イラスト
くるま

どうしてですか?
くるま

高架橋や橋の上は、寒風や低気温の影響をもろに受けるからな、路面が凍結しやすいんだ。
トンネルは、内部の路面は乾いているのに出入り口付近は凍結してるだろ?
路面状態が急変するから事故が起こりやすいんだな。
くるま

なるほど~
くるま

交差点も気をつけろよ!
特に停止線あたりな。
くるま

えぇっ!!!
くるま

たくさんの車が通っているのにですか?
くるま

それが原因なんだぞ!
たくさんの車が同じポイントで、停止→発進を繰り返すから、圧雪が磨かれてツルツルになるんだよ。
アイスバーンって言ってな、コイツは雪道以上に滑るから注意しろよ!
くるま

注意するって、どうすればいいんですか?
くるま

キケンなポイントを頭に入れて、その手前で十分にスピードを落としておくことだな。
くるま

余裕をもって徐々にブレーキですね!
くるま

分かってきたじゃねえか!
キケンなポイント以外でも、朝や夜は油断しちゃダメだぞ!
昼は水で濡れていただけの路面が、夜や朝に凍りつくことはよくあるからな!
くるま

はい!
気をつけます!
くるま

いっそのこと全部の道路にヒーターつけちゃえばいいんだよな。
お金で解決さ! ね、ブラックさん!
くるま

そんな無茶な~
くるま

なんだと!
くるま

新入りのくせに!
くるま

まあそうなりゃ助かるけど、省エネの問題もあるだろ?
くるま

なるほど!
さすが、ブラックさんは考えが深いっすね~
くるま

ふん、まあな!
くるま

あとは、そうだな、滑るわけじゃねえけど、雪が積もったばかりの道路もあぶないぜ。
くるま

滑らないのにあぶないんですか?
くるま

降り積もる雪で道路の白線や路肩が隠されて、どこまでが道か分からなくなることがあるんだぞ。
くるま

ひえ~
それは怖いです~
すぐ側が深い溝だったりしたら・・・
くるま

ブルブル
くるま

積雪が多いエリアなら、雪で埋もれない高い位置に、道路の端を示す標識やポールを設置しているところが多いぞ。
見逃すなよ!
くるま

わかったか!
くるま

は、はい!
しっかり覚えとかなきゃ!
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雪道の危険ポイントは

降雪時の路面は、雪の量や走行する時間帯などによって刻々と変わるから、雪道で運転する際には、自動車の運転方法だけではなく、滑りやすいポイントを事前に知っておくことも重要なんだって。

事故の起こりやすい場所として、もっとも危険なのが、風通しのよい橋の上や陸橋、そしてトンネルの出入り口付近。他よりも気温が低いので、路面が凍結しやすく、大変危険みたい。そのような場所では、手前で十分にスピードを落とし、慎重に走行しなきゃ。

交差点では早めのブレーキ動作を心がけることも大切。雪が積もったばかりの道路も危険。特に走り慣れていない道では、積もった雪のせいで、どこまでが道なのか分からなくなってしまうこともあるみたい。積雪の多い地方では、道路との境界に、矢印や反射板のポールを設置しているところが多いので、それに従って走行するのがいいみたい。

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※参考資料:国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所ホームページ

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