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ソリューション難接着素材への印刷

難接着素材への印刷

難接着素材へ印刷したい

課題背景

アクリルやポリプロピレン、ポリカーボネートなどのプラスチックやガラス素材などは、表面に塗料を定着させることが難しいため、それらの素材に対して印刷を行うには、下地処理やプライマーが必要であり、時間が大きくかかってしまいます。また、素材表面にインクがきれいに乗らず、にじんでしまったり、きれいに乗ったとしても定着性が安定せず、表面の簡単な擦れなどでインクががはがれてしまったり、下地処理により素材の外観が変化し、素材の良さが十分に伝わらなくなってしまったりといった問題が発生するケースもあるようです。

課題:難接着素材へ印刷したい

ソリューション

フレイムボンド

「フレイムボンド」は、"付かない素材に付ける"事がスピーディーに出来る画期的な表面改質処理システムです。 特殊改質剤である有機液体金属を混合した燃焼炎を対象物に吹き付けることで、対象物表面に親水性の高い酸化ケイ素膜をナノレベルで形成し、対象物とインクとの密着性・接着性を大幅に向上させます。
これまで印刷することが困難であった素材に対し、「フレイムボンド」処理をすることで、素材表面へのインクの定着性が向上しますので、下地処理による外観の変化がなく、難接着素材表面への美しいデザイン印刷が可能となります。また、インクジェット印刷やシルク印刷など、様々な印刷に対応しますので、ビジネスの可能性が広がります。

処理層形成のイメージ図
処理層形成のイメージ図
処理層形成のイメージ図
処理面の表面状態
処理前 処理面の表面状態 処理前
処理後 処理面の表面状態 処理後
基材 SUS430 電子顕微鏡倍率2000倍
施工が可能な対象素材
・プラスチック類(アクリル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、PET、ナイロン等)
・メタル類(ステンレス、アルミニウム、メッキ処理基材、塗装板等)
・ガラス素材(板ガラス、耐熱ガラス、硬質ガラス等)
・タイル、セラミック類
・木質系素材(合成木材、竹、合板等)
・ゴム/エラストマー(シリコンゴム、EPDM、天然ゴム等)
・その他難接着性素材

※使用環境・使用素材により効果が出ない場合があります

導入成果

フレイムボンドの特長
フレイムボンド施工メリット
超親水性効果により濡れ性が高まり、密着性・接着性が向上する
処理時間がかからない
全体工程の簡略化が可能
処理しても外観が変化しないので、素材の良さがそのまま活かせる
効果の持続時間が長い
VOCを含まない環境にやさしい処理方法

性能試験

使用実例

ガラスへのシルク印刷

ガラスへのシルク印刷。
専用の加熱乾燥塗料を使用しなくても定着が可能となります。

組タイルへのインクジェット印刷

組タイルへのインクジェット印刷。
きめ細かなデザインもしっかり再現できます。

関連情報

研究開発 - 印刷分野
印刷業界にも、ソフト99グループの技術が活用されています。

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