雨が降った後の愛車のこんな汚れ、見覚えありますよね?
せっかく洗車してピカピカに仕上げた愛車も、たったひと雨でポツポツ汚れて見栄えは台無しに。
さらに、そのまま放置すると洗車しても落ちない「雨ジミ」になって、大切な塗装や新車コーティングに深刻なダメージを与えてしまいます。
4月~5月の黄砂時期や雨の多い梅雨時期は特に汚れやすくなります
思ったより雨の日の多い日本、
「雨ジミ」に悩まされるわけです。
…都道府県別 年間降水日数…
(2014年度)
日降水量が1mm以上であった日の年間の日数


出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2016 社会生活統計指標」 <資料1>
「雨ジミ」の主な原因は" 雨に含まれる汚れ"です!

透明に見える雨ですが、実はチリや砂ボコリ、化学汚染物質、ミネラル分など、様々な汚れを含んでいます。
この汚れがボディに残ったまま乾燥・固着してしまったものが、あのみっともない「雨ジミ」です。
「また洗えばいいや」では取り返しがつかなくなることも...

「雨ジミ」がボディに強く固着してしまうと、通常の洗車やクリーナーでは除去できず、大切な塗装や新車コーティングごと削り取らなければ解消できないケースもあります。
特に現在人気のガラス系コーティングは無機成分であるため、雨の中のミネラル分などの無機成分が固着しやすく注意が必要です。
愛車を「雨ジミ」から守る3つの方法!
では、やっかいな「雨ジミ」から大切な愛車を守るにはどのような方法があるのでしょうか?
ここでは、有効的な3つの方法をご紹介します。
1.できるだけ雨に濡らさない
原因が雨の汚れですから、雨に濡れる機会を減らすことは当然効果的です。
予算やスペースが許せば、屋根付きの駐車場での保管がオススメ。
青空駐車の方は、雨予報の時はボディカバーを利用するのも一手です。


2.雨が上がったらできるだけ早く洗車する
雨が上がってからの時間が経つほど、汚れの乾燥、固着が進行し、「雨ジミ」発生のリスクがアップしてしまいます。
洗車の時間がとれない場合は、吸水性の高いクロスで雨を拭き取っておくだけでも効果的です。


3.水切れの良いコーティング剤を施工する
とはいっても、駐車場を替えるのはカンタンではありませんし、多い地方では3日に1度、少ない地方でも5日に1度は雨が降る(資料1)という日本で、そのたび洗車するのもなかなか大変です。そこで賢く利用したいのが "水切れ重視" タイプのボディコーティング剤なのです。
駐車中や走行中に雨が降っても、どんどん流れ落ち、ボディに「雨ジミ」の原因汚れが残りにくく、「雨ジミ」をグンと軽減できます。
洗車後の濡れたボディにスプレーして拭き上げるだけというカンタン施工が主流なので、初めての方にもオススメです。


「雨ジミ」の原因や塗装・新車コーティングへの悪影響、そして「雨ジミ」から愛車を守る方法をご理解いただけましたか?
全部は実行できなくても、この春雨~梅雨シーズンをキレイな愛車で乗り切るために、無理せずできる範囲で試してみてはいかがでしょう!