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2018年7月13日

バンパーのキズ!はじめて本格DIY補修にチャレンジしました‐パート2:塗装編‐

バンパーのキズ!はじめて本格DIY補修にチャレンジしました‐パート2:塗装編‐

こんにちは
キタウラです。

前回「バンパーのキズ!はじめて本格DIY補修にチャレンジしました‐パート1:パテ埋め編‐」にて、99工房ブランドサイト「補修ナビ」を参考にバンパーにできたキズの補修をスタートしました。
我が家の愛車のキズにパテを埋め、カラー塗装の下地が完成する部分までを公開しましたが、今回はその続きとしましていよいよカラー塗装工程に入っていきたいと思います。

このキズが、はたしてどこまでキレイに仕上げることができるのか、引き続き「補修ナビ」を参考にしながら作業を行っていきたいと思います。

パテ埋めの後、次の塗装工程に備え『シリコンオフ チビ缶』で表面の油分を脱脂します。
パテでも、塗装でも、油分は大敵となりますので脱脂工程は忘れずに行っていきましょう。

 

スプレーした後は、すぐにキッチンペーパーやキレイなタオルで吹き付けたシリコンオフを拭き取ります。
次に、『ボデーペン プラサフ』の塗装工程へと入っていきますが、その前準備として、『ボデーペン プラサフ』の塗料やスプレーダストがスプレーする範囲以外につかないようマスキングを行っていきたいと思います。

 

広い部分をカバーする『幅広マスキングシート』と細かい部分やパーツをガードする『マスキングテープ』を使用します。スプレーはかなり広範囲に飛び、少しの隙間からでも入り込んでしまいますので、確実に、そして丁寧におこないましょう。
後にプラサフで塗装した部分と周囲の塗装面との段差をなくす研磨作業が必要となりますので、プラサフ塗装時の『幅広マスキングシート』は、通常とは反対の貼り方、テープを貼った後シート部分を折り返してマスキングしていくことで、プラサフ塗装後、自然とマスキングの境目をぼかすことができますので、研磨作業が楽になります。

 

プラサフ前のマスキングが完成しました。いよいよ塗装という感じで緊張感が高まります!
ボデーペン プラサフ』のスプレー前に、パテ塗りの際と同様に『バンパープライマー』をサッと表面に吹き付けていきます。前回も記載しましたが、液ダレ注意です。

 

これから、『ボデーペン プラサフ』をスプレーしていきますが、私の車両はホワイトパールなので、『ボデーペン ホワイトプラサフ』を使用していきます。淡色系のカラーの場合は、『ボデーペン プラサフ』よりも『ボデーペン ホワイトプラサフ』のほうがより美しく仕上がりますので、ご自身の車両のカラーに合わせて選択しましょう。プラサフは上に塗るカラー塗料の密着を高め、さらに、パテ補修の際のカラー塗料の吸い込みを抑え、ギラツキを隠して平滑にする役割があります。ボディに使用する際は、サビを防ぐ効果もありますので、『ボデーペン』を使ったスプレー補修の際は必ず実施するようにしましょう。

 

いよいよスプレーを開始します!
非常に緊張しますが、ダンボールで練習をした成果をここで発揮したいと思います!思い切って右から左へ一定方向に腕を動かしながら、数回に分けてスプレーをします。
一回で厚く塗ってしまうと液ダレの原因となってしまいますので、数回に分け、むき出しになった樹脂部分(黒い部分)が見えなくなるまで、繰り返しスプレーします。

 

スプレーして塗り重ねていくと、むき出しになっていた樹脂部分が徐々に隠れていき、

 

4回塗り重ねることで完全に見えなくなりました!

 

もちろんまだ完成ではありませんが、既に前回の補修の状況よりキレイです・・・
パテ埋めによる下地作りがしっかりできていたので、スプレーした時点でキズや段差がみえなくなりキレイなバンパーが現れました。
プラサフが乾燥したらここで一旦マスキングをはがします。
マスキングをはがすと、クッキリ線が出ているのがわかります。また、表面もザラザラした状態ですので、このままカラー塗装すると、当然ですが、キレイに仕上がりません。これからザラザラとした部分との境目をなくすように研磨をしていきます。

 

耐水サンドペーパーセットM』の1000番で、表面のザラザラをなくし、マスキングの境目の段差を磨きます。
ここをおろそかにしてしまうと、最終塗装した時に段差やザラザラが目立ってしまいますので、これまでの苦労が台無しに・・・水で濡らした手で撫でるようにして感触を確かめながら、元の塗装面との段差が感じられなくなり、全体がツルツルになるまで丁寧に磨きましょう。

 

プラサフ塗装面の研磨作業が終了しました。
遠目に見ると非常にキレイに見えるので、工程が進むにつれ完成に対する期待感が膨らみ、気持ちはどんどん浮かれてきていますが、油断せず最後まで作業を続けます。

 

次は、『コンパウンド細目』と『コンパウンド専用スポンジ』を使って、カラー塗装前の下地作りを行います。

 

補修箇所の周囲まで広くまんべんなくしっかり磨いてください。コンパウンドで磨くことで、古くなった塗膜や汚れを落として色を合いやすくするとともに、カラー塗装の密着性を向上させます。

 

全体が磨けましたら、ここで最後の脱脂を行います。忘れずに行いましょう。

 

カラー塗装前の準備が整いました。
最後に、カラー塗装のマスキングを行っていきます。今回は車のラインを活かしながら、バンパー以外全体をマスキングします。今回も隙間なくしっかり丁寧にマスキングするようにしましょう。

 

プラサフの時と違う点として、カラー塗装はキズの部分だけではなく、その周辺を含めてぼかすようにスプレーしていきますので、バンパーにカラー塗装の境目が出ないようバンパーの途中で区切ってマスキングせず、あらかじめぼかす範囲を想定してバンパー部分をできるだけ広めにマスキングするのがコツです。

 

ではいよいよ、塗装工程に入っていきます。まずはこちらの『ボデーペン ボカシ剤』を、今回カラー塗装する範囲にスプレーしていきます。

 

カラー塗装前に、『ボデーペン ボカシ剤』をスプレーしておくことで塗装時に発生する白っぽいザラつきを抑えることができます。
ボデーペン ボカシ剤』は乾きにくいため、1か所に大量にスプレーすると液ダレしてしまいますので、注意してください。

 

それでは、『ボデーペン ボカシ剤』が乾かないうちに、カラー塗装を開始します。ここまで何度も種類の違うスプレーを経験し、確実にレベルアップできたであろう成果をここでしっかり発揮していきたいと思います!

スプレー方法は、右端から左へと、平行にノズルをしっかり押し込み、適切な距離を保ちスプレーしていきます。
その作業を上側から下側へスプレーの噴射範囲の上下2/3が重なるようにして重ね塗りを行います。
詳しい塗装方法はこちらで確認できますので不安な場合は事前に確認しておきましょう。

 

1回のカラー塗装では塗り込みが足りませんので、しっかりと上塗りカラーが出るように、同じ作業を繰り返していきます。ここでも、なかなかカラーが出ないということで、一度に厚く塗ってしまうことは厳禁。焦らず急がずしっかりと塗り重ねていくようにしましょう。

 

今回、5回の塗り重ねを行いましたが、遂にカラー塗装が完成。
見てくださいこの仕上がり!
ムラなく液ダレもなくキレイにカラー塗装をすることができました!

 

しかし、これで終了ではありません。このままでは塗装面に本来の光沢がありませんので、続いて『ボデーペンクリアー』を使い、クリアー塗装を行います。

 

クリアー塗装も先ほどのカラー塗装同様に、右端から左へ、先ほどのカラー塗装より少し広めの範囲にスプレーしていきます。クリアー塗装はしっかりスプレーしていくことで、より塗装面にツヤが出てきますので、カラー塗装より少しだけゆっくりと吹き抜けていくほうがいいと思います。ただし、同じ箇所に大量に吹きすぎてしまうと液ダレしてしまいますので、カラー塗装よりほんの気持ち程度ゆっくりのイメージです。

 

こちらも3回ほど重ね塗りし、しっかりとツヤ感が出たところで、最後はクリアー塗装したスプレーの境界あたりに『ボデーペン ボカシ剤』をスプレーして完成です!

 

これで塗装工程が完了しました・・・後半のスプレーラッシュのときは緊張の連続でしたが、なんとかうまく最後までスプレーすることができました。事前のダンボールでの練習効果がありました!

 

マスキングをはがすと、感動の瞬間が待っていました。
今回の作業前とは見違える、キズを負う前と変わらないバンパーが現れました!

 

早く妻に見せて、リアクションを見てみたいところです!きっと喜んでくれることでしょう。
開始前は不安でいっぱいでしたが、今回「補修ナビ」の工程に沿って確実に作業を行って行ったことで、想像をはるかに超える仕上がりとなりました。
これでもじゅうぶん満足な仕上がりなのですが、しかし、実はまだあと少しだけ工程が残っているんです。

今回のレポートはここまでとなりますが、次回「バンパーのキズ!はじめて本格DIY補修にチャレンジしました‐パート3:仕上げ編‐」にていよいよ今回のDIY補修が完成します。
以前の状態と比較して、どこまでキレイに仕上がるのか?!最後まで乞うご期待ください。

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初めてでもできる!キズの程度に応じて愛車のDIY補修にぜひチャレンジしてみてください。

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