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2009年7月10日

「洗車研コーティング剤B01」体験記4~「変化する被膜」~



こんにちは。
ソフト99広報室のミヤカワです。
ここのところ、この「洗車研(センシャラボ)」のカテゴリで「洗車研コーティングB01体験記」と称して、製品そのものの詳細なレポートを試みております。
 今回はその4回目です。

 さて、ワックスやコーティング剤を選ぶときのひとつのポイントとして、
「水がかかったときにどうなるか」
というのがあると思います。

いわゆる「撥水」とか「疎水」とか言われるものです。
このへんにこだわって製品を選ばれる方も多いのではないでしょうか。

 この「B01」の場合はどうなのかな…ということで、テスト施工時に水をかけてみました。

 そうすると、ちゃんと水玉になって、流れ落ちていきます。
 いわゆる「撥水」状態。

 でも、当社でいうところの「撥水」というには、もっと細かく弾いて、サッと流れ落ちてくれないといけません。
要するに、撥水と銘打つにはちょっと弱いなぁという印象。

「結構はじきますねぇ。でもやや中途半端なような気がするんですけど…」
と研究担当者に言うと
「正直あんまり撥水は意識してないからね。今の撥水加減をよーく覚えておいてね」
 と、妙に含みのある言葉。
結局、その日のテストはそこでお開きになりました。

 数日後、仕事でこの前「B01」を施工した車をお借りすることに。
「クルマ使うなら、今日の水かけた時の状態を見ておいて」
 と「B01」の研究開発者に声をかけられ、出かけました。
 
 仕事を終えて、クルマを会社の駐車場に戻す前にテスト施設で水をかけてみると…

 あれ?

 水玉にならないぞ…?

 水をかけると、水の膜ができて、それがすーっと引いていく感じ。
 撥水とは違いますが、排水性は非常に良いようです。
 いわゆる「疎水」と言われるタイプ。

 そこで、研究室になぜなにコール(内線電話ともいう)をしてみることに。
 研究担当者につないでもらい、状況説明。
すると…
「ああ、被膜がおちついたらそうなる設計だよ」

 狙い通りですか!

 どうやら、この変化は施工後の被膜がおちついていくことによって起こる現象の様子。
 そうなるまでの時間は気候なんかの状況によって違うようです。

 「ボディに水が残るとあんまりいいことないから、水が残っていたらふき取ってもらうのが一番いいんだけどね。そんな手間ヒマかけられないし、要は水はけが良ければいいわけで、その方法は撥水だけとは限らないわけですよ」
 と、研究担当者。

 なるほど。
 確かに撥水は見た目にもわかりやすいけど、その目的はあくまで水を弾いてボディ表面から流してしまうこと。
 その目的を果たすのであれば、アプローチは撥水だけとは限らないということなんですね。

 さて今回も長くなってしまいました。
 次回は、長らくお付き合いいただいております「B01体験記」の最終回!
 効果を出すために地味なところにも気を配る舞台裏の部分について、お話させていただきます。

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